トイレの水漏れの原因が意外な所に!

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トイレから水漏れが起きているのであれば、早急に対処する必要があります。しかし原因がわからなければ対処のしようがないというのが正直なところでしょう。それでは多くの場合、トイレの水漏れの原因となるものはなんでしょう。これはやはり、トイレが詰まっている場合ということになります。

トイレには主に排泄物とトイレットペーパーが流されますが、これらがなんらかの形で排水管にとどまっていると水の流れがせき止められてしまい、便器から水が溢れてしまう結果となります。こうした水漏れはたいていの場合早期に発見されますが、同時に発見者がパニックになってしまうため、被害状況が拡大してしまうこともよくあるのです。たとえばトイレタンクにペットボトルを入れておくといった節水の方法は、昔よく雑誌やテレビで紹介されていたために認知度が高い方法ですが、トイレの設計上必要とされる水量を確保できなくなるため、どうしてもトイレ詰まり、さらには水漏れの原因となってしまうこともあるのです。

トイレの設備そのものが経年劣化によって腐食されていた場合、たとえばタンク内の給水弁や配管などが正常な状態になく、結果として水漏れを起こさせる原因となることもあります。この場合、常に少量の水がトイレ内に流れ込んでいる状態になるなど、大きな被害は起こらないまでも、不経済な状態がいつまでも続いてしまうこともあるので注意が必要なのです。

そのほかにも、さまざまな水漏れのケースと原因がトイレにはあります。これは水回りの中でも常時設備内に大量の水を貯め込んでいる水洗トイレというシステムの宿命でもあります。そのなかでもトイレの水漏れトラブルが起きる意外な原因は、便器の亀裂です。

そもそも便器はたいていの場合陶器ですが、これは熱に弱いという特徴を持っています。たとえばトイレ掃除で熱湯を使用していると、知らないうちに便器がひび割れているという場合だってあるのです。